早いものでドミナリアの全カードイメージギャラリーが公開されました。
リリースノートもすでに発表されていますので、
いつもの簡単な問題を早速載せていこうと思うのですが、
その前に簡単にドミナリアから変更されるルールについて説明します。

ルール変更:ダメージをプレインズウォーカーに移し替えることはできない

以前は呪文や能力で対戦相手にダメージを与える場合、
その解決時に対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカーに
ダメージを移し替えることができました。

ただ、プレインズウォーカーであるプレイヤーが
仲間である自分のコントロールするプレインズウォーカーにダメージを
擦り付けるのがフレーバー的によろしくなかったのか、
ドミナリア以降ではできなくなります。

以降、呪文や能力によってプレインズウォーカーにダメージを与えるときは
プレインズウォーカーを対象にする必要があり、
それができる呪文にはプレインズウォーカー1体を対象にする
と記載されています。

以前のカードではプレイヤー一人を対象にすると書かれたものや、
対戦相手一人を対象とすると書かれたものは依然プレインズウォーカーを対象にとれますが、
プレイヤーを対象にとらないものや、すべてのプレイヤーにダメージを与えるものは
プレインズウォーカーを対象にとることができないので、
ダメージを与えることができません。


また、一部プレイヤーを対象にとっているものでも、
ダメージがコントロールしているカードの種類や枚数の合計によって計算される類の
能力の一部はプレインズウォーカーを対象にとれなくなっています。
自分が使うカードで、ダメージに計算が必要なものがあったら
是非最新のカードテキストを確認しておきましょう!



序文が長くなってしまいました。
それではいつもの簡単なケーススタディです。


Q1.プレイヤーNは《アルカイヴ国家執事、ベイルド [Nを攻撃する際、1体につき①を支払わなければ攻撃できない]》をコントロールしている。プレイヤーAは《巨大戦車》とアンタップ状態の山をコントロールしている。Aは《巨大戦車》で攻撃しなければならないだろうか?



Q2.プレイヤーAは《ハルシオンの目撃者、エヴラ》をコントロールしており、その《エヴラ》のパワーとライフの総量を交換する能力を起動した。プレイヤーNはそれに対応して《獣血蝋燭 [クリーチャー一体をー5/-5]》の能力を起動し《エヴラ》を除去した。その後《エヴラ》の能力が解決されたとき、プレイヤーAのライフはどうなるだろうか?
また、キッカーした《シヴの火 [クリチャーに4点]》で除去した場合はどうなるだろうか?



Q3.プレイヤーAは《灰色熊》でプレイヤーNを攻撃している。プレイヤーNは《封じ込め [エンチャント 場に出たときタップ状態のクリーチャーを対象にし場を離れるまで追放する]》を戦場に出しその能力で《灰色熊》を対象にした。Aは《成長の資質 [クリーチャーに+2/+2とアンタップ]》を《灰色熊》を対象に唱え解決した。《封じ込め》及びその能力はどうなるだろうか?



Q4.《酷役の歩哨 [2/1 ③:これをタップする。ターン終了時までは海部能を得る]》の能力はすでにタップ状態であっても使用できるだろうか?



Q5.《ヨーグモスの不義提案》のような伝説のソーサリーは、呪文を唱えるときには伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていたが、解決時にいなかった場合どうなるだろうか?



Q6.プレイヤーAは《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ [0/0 コントロールする土地及び墓地の土地だけ+1/+1]》をコントロールしている。プレイヤーNは《マーフォークのペテン師 [2/2 場に出たとき、対象のクリーチャーをタップし、それは能力をすべて失う]》を場に出し、その能力を《ムルタニ》を対象にとり解決した。解決後、《ムルタニ》はどうなるだろうか?

‐Advance1‐
《マーフォークのペテン師》の能力の対象が《タルモゴイフ》であったらそのパワーとタフネスはどうなるだろうか?



Q7.プレイヤーAは《森の目覚め [次のターンまで、コントロールする土地は到達、破壊不能、速攻 2/2になる。それは土地でもある]》を唱えた。その後《山》をセットランドした。その《山》はクリーチャーだろうか?



Q8.プレイヤーAは《永遠の大魔導士、ジョダー [あなたが唱える呪文のマナコストを支払うのでなく、(W)(U)(B)(R)(G)で支払ってもよい]》をコントロールしている。呪文を(W)(U)(B)(R)(G)で支払う場合、キッカーコストを支払うことはできるだろうか?また、(X)のマナコストを含む呪文は(X)(W)(U)(B)(R)(G)で支払うことはできるだろうか?



-Advance 2-
プレイヤーAは《リッチの熟達》をコントロールしている。プレイヤーNは2回目の《副陽の接近》を唱え解決した。プレイヤーNは勝利することができるだろうか?できない場合、《副陽の接近》はどのように解決されるだろうか?

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