もう皆さんご存じでしょうが、石鍛冶の神秘化と精神を刻むものジェイスが
スタンダード環境において7月1日から禁止となりました。
そこで、今後この禁止がスタンダードの各デッキにどのような影響を
与えるのか少し考えてみたいと思います。
が、しがないボロス使いの考えなので色々おかしいと思いますので、
どうぞ指摘してやってください。
■Cow-Blade
まず、影響を受けるのは勿論Cow-Bladeですね。
石鍛冶の神秘化と精神を刻むものジェイスに頼りきりだったデッキだけに、
今回の禁止によってデッキの根本が崩れてしまったため、
一応、神秘家をいれずに剣だけを入れ、神ジェイスを
普通のジェイスベレレンにすることでデッキは維持できますが、
そうはいっても今後は見ることはないでしょう。
それでも十分強そうには見えるんですけどね。
■緑白Blade
こちらもCow-Blade同様に神秘家と戦隊の鷹を入れたデッキで、
石鍛冶の禁止によって装備品は抜けるかもしれませんが、
それでも水蓮のコブラからの爆発的な展開、
復讐蔦による中―後半の強さは変わっていません。
こちらは神秘家が無くても剣がメインに残った中速ビートダウンデッキとして、
今後の環境でも活躍しそうです。
ただし、後述するヴァラクートへの対策が前提にはなりますが。
■青黒
こちらは前環境コントロールデッキとしてあったタイプですが、
今回精神を刻むものジェイスの禁止によって、
大きくアドバンテージ、テンポ源が失われることになりました。
しかしながら、ジェイス・ベレレンは環境に残っているし、
ハンデスによるヴァラクートへの耐性、
黒の除去によるビートダウンデッキへの耐性は健在で、
今後は剣と殴打頭蓋により駆逐されてきた現環境よりは
増加の傾向がみられるのではないでしょうか。
■青白コントロール
こちらも今回精神を刻むものジェイスの禁止によって、
大きくアドバンテージ、テンポ源が失われることになりましたが、
たとえ神ジェイスが無くても生物デッキへの強さは部類です。
ヴェンセールと磁石やイシュサーの組み合わせによるボードコントロール、
糾弾や壁などでの序盤のビートダウンへの耐性は
神秘家がいなくなったことで手頃なプロテクション白が無くなった
ビートダウンへは脅威でしょう。
しかしヴァラクートへの耐性は若干薄く、
どちらかというと青黒の方が使用率は高いのではないかと思います。
■双子の欠片
このデッキは現環境では即効でコンボを成立させ、
相手を瞬殺するというデッキでは実はなかったように思います。
勿論できた場合はそれで良いのですが、
どちらかというと精神を刻むものジェイスによってアドヴァンテージをとり、
十分に安全を確認してからの即殺のフィニッシャーとしての
利用の方が多かったのではないかと思います。
しかし、ジェイスが無くなったことでコンボ特化型への移行を余儀なくされ、
四肢切断や呪文滑りなどの使用率の多いコンボへの妨害手段が多いことから、
青黒赤によるハンデス型が増えるのではないかと思います。
ヴァラクートへの強い耐性があるので、
今後も形を変えつつ存在していくと思います。
次は今回の禁止に全く影響を及ぼされなかったデッキです。
■赤単
石鍛冶の神秘家も精神を刻むものジェイスも勿論使用していません。
殴打頭蓋が機能し始めれば即投了に近かったこのデッキは、
神秘家の禁止により相対的に強くなりました。
次のM12では5点火力も追加され、ビートデッキを選ぶ選択肢としては
今後はまずこれがスタンダードになるのではないかと思います。
どれも火力的に運用できるゴブリン達、
豊富で優良な火力、コスや英雄によるラスへの耐性など、
大変魅力のあるデッキだと思います。
■ヴァラクート
現環境では使用率はそこまで高くも無く、
Cow-Bladeや青黒、双子などにより駆逐されたヴァラクートですが、
それらが軒並み弱体化し相対的に非常に強くなりました。
M12で不屈の自然の参入によりさらに強化され、
もしかすると一時期のようにまたヴァラクート一強の環境に逆戻り・・・
むしろマナ加速してタイタンをぶっ放すだけでもある程度勝てるという、
非常に手頃感あふれるデッキで、Cow-Bladeより使いやすいので、
現環境のCow-Blade以上のヴァラクート環境が
下手をすると出来てしまうかもしれません。
正直今は何故ウィザーズがヴァラクートを禁止にしなかったのかが
わかりませんが、多分綿密なテストの結果、
次の環境への影響度はそこまで大きくないと出たからこそ
ヴァラクートを禁止にしなかったのだと思います。
ただ、今後間違いなく動向の注目されるデッキではあると思います。
■総括
7月1日からの1週間程度はヴァラクートを意識したデッキと、
ヴァラクートの潰し合いが起きるのではないのでしょうか。
日本選手権までにメタが2、3転はしそうですね。
スタンダード環境において7月1日から禁止となりました。
そこで、今後この禁止がスタンダードの各デッキにどのような影響を
与えるのか少し考えてみたいと思います。
が、しがないボロス使いの考えなので色々おかしいと思いますので、
どうぞ指摘してやってください。
■Cow-Blade
まず、影響を受けるのは勿論Cow-Bladeですね。
石鍛冶の神秘化と精神を刻むものジェイスに頼りきりだったデッキだけに、
今回の禁止によってデッキの根本が崩れてしまったため、
一応、神秘家をいれずに剣だけを入れ、神ジェイスを
普通のジェイスベレレンにすることでデッキは維持できますが、
そうはいっても今後は見ることはないでしょう。
それでも十分強そうには見えるんですけどね。
■緑白Blade
こちらもCow-Blade同様に神秘家と戦隊の鷹を入れたデッキで、
石鍛冶の禁止によって装備品は抜けるかもしれませんが、
それでも水蓮のコブラからの爆発的な展開、
復讐蔦による中―後半の強さは変わっていません。
こちらは神秘家が無くても剣がメインに残った中速ビートダウンデッキとして、
今後の環境でも活躍しそうです。
ただし、後述するヴァラクートへの対策が前提にはなりますが。
■青黒
こちらは前環境コントロールデッキとしてあったタイプですが、
今回精神を刻むものジェイスの禁止によって、
大きくアドバンテージ、テンポ源が失われることになりました。
しかしながら、ジェイス・ベレレンは環境に残っているし、
ハンデスによるヴァラクートへの耐性、
黒の除去によるビートダウンデッキへの耐性は健在で、
今後は剣と殴打頭蓋により駆逐されてきた現環境よりは
増加の傾向がみられるのではないでしょうか。
■青白コントロール
こちらも今回精神を刻むものジェイスの禁止によって、
大きくアドバンテージ、テンポ源が失われることになりましたが、
たとえ神ジェイスが無くても生物デッキへの強さは部類です。
ヴェンセールと磁石やイシュサーの組み合わせによるボードコントロール、
糾弾や壁などでの序盤のビートダウンへの耐性は
神秘家がいなくなったことで手頃なプロテクション白が無くなった
ビートダウンへは脅威でしょう。
しかしヴァラクートへの耐性は若干薄く、
どちらかというと青黒の方が使用率は高いのではないかと思います。
■双子の欠片
このデッキは現環境では即効でコンボを成立させ、
相手を瞬殺するというデッキでは実はなかったように思います。
勿論できた場合はそれで良いのですが、
どちらかというと精神を刻むものジェイスによってアドヴァンテージをとり、
十分に安全を確認してからの即殺のフィニッシャーとしての
利用の方が多かったのではないかと思います。
しかし、ジェイスが無くなったことでコンボ特化型への移行を余儀なくされ、
四肢切断や呪文滑りなどの使用率の多いコンボへの妨害手段が多いことから、
青黒赤によるハンデス型が増えるのではないかと思います。
ヴァラクートへの強い耐性があるので、
今後も形を変えつつ存在していくと思います。
次は今回の禁止に全く影響を及ぼされなかったデッキです。
■赤単
石鍛冶の神秘家も精神を刻むものジェイスも勿論使用していません。
殴打頭蓋が機能し始めれば即投了に近かったこのデッキは、
神秘家の禁止により相対的に強くなりました。
次のM12では5点火力も追加され、ビートデッキを選ぶ選択肢としては
今後はまずこれがスタンダードになるのではないかと思います。
どれも火力的に運用できるゴブリン達、
豊富で優良な火力、コスや英雄によるラスへの耐性など、
大変魅力のあるデッキだと思います。
■ヴァラクート
現環境では使用率はそこまで高くも無く、
Cow-Bladeや青黒、双子などにより駆逐されたヴァラクートですが、
それらが軒並み弱体化し相対的に非常に強くなりました。
M12で不屈の自然の参入によりさらに強化され、
もしかすると一時期のようにまたヴァラクート一強の環境に逆戻り・・・
むしろマナ加速してタイタンをぶっ放すだけでもある程度勝てるという、
非常に手頃感あふれるデッキで、Cow-Bladeより使いやすいので、
現環境のCow-Blade以上のヴァラクート環境が
下手をすると出来てしまうかもしれません。
正直今は何故ウィザーズがヴァラクートを禁止にしなかったのかが
わかりませんが、多分綿密なテストの結果、
次の環境への影響度はそこまで大きくないと出たからこそ
ヴァラクートを禁止にしなかったのだと思います。
ただ、今後間違いなく動向の注目されるデッキではあると思います。
■総括
7月1日からの1週間程度はヴァラクートを意識したデッキと、
ヴァラクートの潰し合いが起きるのではないのでしょうか。
日本選手権までにメタが2、3転はしそうですね。
コメント
僕からすればヴァラクートこそ親和に近い、
早いターンに相手との駆け引きなくゲームを終わらせるという
禁止カードの条件を満たしたカードだと思うんですが。