戦い

2006年11月30日
僕は1人立っていた。

周りには僕を恐れさせようとする者達。

大きな叫び声をあげている。

それは誰に向かってか。

もう呑まれてしまった人もいるようだ。

ほらあそこ、さっきまで4人立っていたのに。

僕は始めて恐怖した。

その音と大きな人の大きさをゆうに越えるそれに。

でも僕は戦わなくちゃいけない。

そうじゃないと前に進めないから。

怖くないわけが無い、失敗したらどうしよう。

そんなことばかり考える。

4人が必死に腕を動かしている、声を上げている。

でも僕にはどうすることも出来なくて、

僕は目の前の「敵」を倒すことしかできない。

集中しろ、お前なら出来る、そう言い聞かせる。

そして、僕は銀の矢を放った。

見事に命中、だが安心するのは早すぎる。

勝負はこれからだ。

腕を動かす、叩く、叩く、叩く、叩く。

刻一刻と減っていくことを感じる僕の命。

でもやらなきゃ、前に進むために。

叩く、叩く、叩く、叩く。

危ない、だけど叩く。

わからない、だけど叩く。

痛い、だけど叩く。

自分の命が減っていく、だけどこの戦いも、

あと少しで終わりに近づいていく。

5

4

3

2

1

0!

そのとき、僕の命は、



のこっていた。









そうして僕は、








段位検定4段をクリアした。

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